I don’t knowしか話せなかった私がシンガポールで働けるまでになった英語勉強法

2014

01

24

こんにちは。ラングリッチ教育企画部です。

今日は、
「I don’t knowしか話せなかった私がシンガポールで働けるまでになった英語勉強法」
と題しまして、突然シンガポール転勤になり英語を勉強された方がご自身の体験をもとに
これから英会話を始める方のためのおすすめ勉強法などをお話してくださいましたので
ぜひご覧ください。

9年間も勉強した英語で「I don’t know」しか言えなかった苦い思い出

外国人に道を聞かれた時。海外旅行に行ってタクシーに乗る時。
全然うまく話せなくて「もっと英語が話せたらいいのになぁ」と思ったことはありませんか?

私は大学3年生の時にディズニーランドに行った時
お土産売り場で外国人に話しかけられ、何を質問されているのかわからず
焦ってとっさに”I don’t know.”と答えたことがあります。
するとその外国人は苦笑いをしてどこかへ行ってしまいました。

中学の時に英語の勉強を始めてから9年も経つのに
“I don’t know.”しか言えなかった悔しさを今でも覚えています。

そんな私も工夫しながら英語学習に取り組み
今ではシンガポールのベンチャー企業で英語を使ってマネージメントするまでになりました。

今回はそんな私の経験から、
どのようにして英語を勉強していけばよいかについてお話したいと思います。

単語帳、文法書を捨てて英会話をしよう

英語を話せるようになるにはどうすればいいでしょうか。

単語帳や文法書を開いて勉強を始めますか?それではダメです。

その方法ではダメなことにみんな薄々気づいているはずです。
中学生の頃からその勉強法で何年前も英語を勉強してきたのに
それで話せるようになった人はほとんどいません。

勉強法の問題ではなく、自分の単なる努力不足だと思う人もいるかもしれません。
でもしっかり勉強をしてきたはずの高学歴の人でもほとんど英語を話せないのです。

これは、勉強法を変える必要があるということだと思います。
語学の基本はやはり会話です。

どんな勉強法がいいかを考える時は
日本語を勉強している外国人のことを想像すると分かりやすいと思います。

日本語で話すことなく
ひたすら単語と文法を勉強している外国人が日本語がペラペラになることはあるでしょうか。

会話だけでなく、読み書きや聞き取りもスムーズにできることはないでしょう。
語学の基本はやはり会話なのです。

私は海外に行く前の準備としてオンライン英会話ラングリッチを使っていました。

ただ、英語が苦手な日本人に対して教えてくれるサービスとはいっても、
最初はうまくできるのか、とにかく不安でした。

そこで、不安を払拭するために、私が行った勉強法をいくつか紹介します。

想定される会話は事前に準備しておく

これから初めて話す相手であれば必ず自己紹介をすることになるでしょう。
話すのが月曜日であれば、週末はどのように過ごしたかという話題になるでしょう。

話題を予想してしっかり準備しておけば、あまり緊張せずにすらすら話せますし、
それで自信がついてまたやる気が出てきます。

私の場合は日記として書いて準備していたので、一石二鳥といった感じでした。

英語で日記を書いてみる

上にも書きましたが、日記を書くのはかなり有効な会話の準備につながります。

私は外国語学習者向けの相互添削型SNSサービスを使って日記を書いていました。
自分が外国語で書いた投稿をネイティブが添削してくれるサイトです。
また、自分は日本語のネイティブなので、代わりに日本語を勉強している外国人の投稿を添削します。

私は一時期にこのサイトに毎日投稿することを日課としていました。

話題になりそうなことを投稿し、添削してもらった表現を覚え、
それを英会話で使用するということを繰り返していました。
自分が書いた内容に対して添削してもらうとよく記憶に残りますし、
それを英会話で使用することで定着します。

会話中に分からない単語に出会ったら、他の言葉で説明してもらう

会話中にわからない単語があってもその場では絶対に調べません。
当たり前ですが、単語を調べると会話が中断されてしまいます。
逆に、自分が外国人と話す場面を想像しても、
いちいち会話の途中で日本語を調べ出されたらつまらないですし、
会話がはずむことはないと思います。

相手が話している言葉でわからなかったら、
もっとわかり易い言葉で説明してくれるように頼めばいいでしょう。

また、自分が話す時に英単語が出てこない時は、何とか別の言い方で表現できるように頑張ります。
相当英語を勉強したとしても、知らない単語がなくなるという状況にはならないので、
知っている範囲の単語でなんとかするスキルが重要だと思います。

会話中にわからなかった単語は、会話が終わってから後で調べます。
どうしても知りたかった単語なので、すごく印象に残ります。

英語を勉強する3つのコツ

英語を勉強する3つのコツを改めてご紹介します。
 1.単語帳や文法書ばかりを見ていても一生英語ができるようにはなりません。
 2.語学の基本は会話です。勇気を出して、今日から英会話を始めましょう。
 3.話題に出そうなことはあらかじめ書いて準備しましょう。

私は、英会話を始めてからどんどん英語の勉強が楽しくなり、ロサンゼルスとサンフランシスコに短期留学をしました。大勢の留学生がいましたが、二回とも一番レベルの高いクラスに配属されました。
その後、英語で論文を執筆したりもしました。
今ではシンガポールのベンチャー企業で楽しく働いています。

今、英語を使って充実した毎日を送ることができているのは、
あの日勇気を出して英会話を始めたこと、それに尽きると思います。

最後に

いかがでしたか?
実際に勉強されて英語をマスターされている方の意見は参考になるのではないでしょうか。
楽をして英語がペラペラになることは難しいですが、
みなさん少しの努力と工夫で英語を勉強しています。
勉強方法に正解はありません。
いろいろな勉強法を試してみて、ご自分にあった方法を見つけられるとよいですね。

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