「2017年オリコン日本顧客満足度ランキング オンライン英会話」において推奨企業として選出されました
2017-10-02
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Yumikoさん(写真中央)、TwitterのIDは@Ni_njaさん
写真はセブの近くにあるカモテス島にて撮影
2011年6月~2011年8月にフィリピンのセブ島へ英語学習のために留学
最初の11週を韓国系の語学学校で過ごし、最後の1週をセブ・ラングリッチカレッジで過ごす。
韓国人経営学校と日本人経営の学校の2つの学校を過ごしたので、それぞれの学校を比較した体験を聞くことが出来ました。
以下の構成でYumikoさんにインタビューをしました。
Yumikoさんのフィリピン留学前→留学後のTOEICスコアの伸びについて
リスニング 190→350点
リーディング 200→400点
合計 390→750点
(注意)最初の点数(390点)は公式テスト(2011年1月)の点数になりますが、後の点数(750点)は帰国後(2011年8月)に受けた模試の点数です。2012年の1月頃に再度公式試験を受ける予定だそうです。
Yumikoさんより
「TOEIC試験は学習進度を図るにはいい尺度です。私がフィリピンに到着して4週間目に受けた学内模試で530点(R250、L280)に上がりました。日本では全然勉強してなかったのに1ヶ月弱で140点アップです。
このように英語初中級者でもフィリピン留学で英語漬けの環境の中できちんと勉強すれば月に100点上げることは難しくないと感じました。
フィリピンでの3ヶ月が完了した今、特に感じる変化が英語に対する苦手意識が減ったことです。まだ少し抵抗はありますが、英語で話しかけられてもテンポを損なうことなく返答できます。
現在の課題は単語力です。単語が分かっていればもっと色々と話せるのになと感じています。」
(1)ご飯が美味しいこと
特に朝ですが、朝ごはんが美味しくないと起きるのがシンドイんです!最初にいた学校では朝食は7時10分までに食べないといけないのですが、この朝食のために起きたくなかったです。
一方のセブ・ラングリッチカレッジの場合は毎朝フルーツが出るのはとても良かったです。
朝ごはん比較
韓国系学校のある日の朝食
セブ・ラングリッチカレッジの朝食
最初にいた韓国系の学校は、韓国人生徒からも美味しくないと評判でした。どれくらい不味いかというと
がいるほどです(※日本人生徒調べ)。
男性は体重を気にして測ってはいないらしく明確に聞いたことはありませんが、むしろ痩せてしまった人の方が多数派ではないかと感じました。たまにおなか壊していたようだったので。
(2)教材に融通が利くこと
最初に行った韓国系学校は「テキスト通りにレッスンを進めなくてはいけない」というルールがありました。また、グループレッスンでは先生を変わるとテキストを買い換える必要もありました。
ラングリッチはこのようににカッチリと固まっておらず、柔軟に対応してもらえたのが良かったです。
私はアヤラモールで買った「TALES OF ENCHANTMENT AND FANTASY」という本をコピーしてリーディング教材にしました。フィリピンって実はローカルの妖怪がいっぱい語り継がれているんですよ!マナナンガル(Manananggal)っていう上半身だけ切り離して空を飛ぶ、吸血鬼みたいな物がいるんですけど…(以下インタビュー一時脱線
フィリピン留学は「英語学習」でもありますが「英語コミュニケーションの練習」でもあるので、外国人の友だちを作ったら話すような題材を自分で選んで教材にしても全く構わないと思います。この融通の良さはマンツーマンレッスンならでは!です。
(3)留学後にもオンラインレッスンを受けられること
留学期間だけでは英語学習は終わりませんので、フィリピン留学後にオンラインレッスンを受けるシステムが整っていることは明確なメリットです。
オンラインシステムのない学校であっても仲良くなった生徒と先生同士で個人のレッスン契約をする例もあると聞きましたが、料金の支払い方法やレッスンスケジュール等を考えると、予めそういったシステムが低料金で整っているラングリッチは素晴らしいと思います。
(4)経営者・スタッフが親しみやすいこと
ラングリッチの経営陣は年齢が近くて親近感がありました。
彼ら自身も過去には英語学習者だった訳なので、学習相談をしやすいですね。日本語話者が英語をどう学べばいいか、という点について誰よりも詳しいわけですから。
最初の学校では韓国人スタッフとフィリピン人スタッフ・先生の間に明確な上下関係があったり、韓国人スタッフ長も本国にいる上司の部下だったりして、学校というよりは普通の会社組織でしたね。
(1)自習用の教材が充実しているといいと思います
自分でも文法書のForestなど持って行きましたが、学校側に日本語で書かれている英文法書やTOEIC過去問題集などが置いてあれば良かったと思いました。
本は重いので「こういったものを貸し出せるから荷物を少なくできるよ!」と言うのはアピールポイントになるのではないかと思います。
⇒(ラングリッチからの回答)
ご指摘ありがとうございます。今後対応して教材の拡張を行わせていただきました。
(2)シャワーの水量が弱かったです
最初に行った韓国資本の学校は学校として建てられた設備だからなのか、シャワーの水量に不満を持ったことはありませんでしたが、ラングリッチの部屋はその点がよろしくありませんでした。
留学は女性が多いので、入学後にそこに不満を持つ人って意外といるんじゃないかと思います。髪を洗う場合には水分を充分に含ませないと軋むんですよね。
インフラの問題はすぐ解決するのは難しいかも知れませんが…
⇒(ラングリッチからの回答)
恐れ入りますがドミトリー施設は上階にいくほど水圧が弱くなり、これについてはすぐに改善ができないです。
特にYumikoさんに滞在いただいた最上階のお部屋は水圧が弱いのが難点です。広々としていていいお部屋なのですが、女性のお客様には不向きなタイプなのかもしれません。
(3)用意されていたテキストの種類が少なかった
当時は私を含めて生徒が2人しかいなかったせいなのか、テキストが充分に用意されていませんでした。
自分で本屋で購入してきたファンタジー小説を使ったので問題にはなりませんでしたが…
⇒(ラングリッチからの回答)
その後、テキストの種類を増やしました。さらに11月下旬に拡張予定です。ご使用のテキストについては現地の日本人スタッフにお問い合わせできます。
(1)辞書&小型PCは必須です!
辞書の選び方ですが、単語検索の能力はあんまりどれも変わらないと思いますので、電機屋店頭で実機を触ってみてイディオム・熟語検索がしやすいものを選ぶといいと思います。
また、PCがあればGoogle翻訳やその他英語学習に便利なウェブサイトを使って学習を進めることが出来ます。
私はどうしても意味のわからない語句の場合、Google翻訳を使って日本語に翻訳しました。
英語は英語だけで学習した方が良いという人もいますが、私は日本語で意味をちゃんと把握してからの方が記憶の定着が良かったです。
それから、自習用のリーディング教材確保のためにKindleがあればいいとも思いました。食べ物などは安いですが本はそれなりにしますし、買ったものを持ち帰ることを考えると重いですからね。飛行機に乗る時に荷物が重量を超過すると、大体1kgあたり3000円くらい掛かってしまいます。
Kindleの最新版(2011年9月発売機種)をシンガポールに移住後に購入しましたが画面の綺麗さに感動しています。これで1万未満!超オススメ!!
(2)旅行保険について
友人でスリに遭いiPhoneや財布を盗まれた人がいますので、旅行保険に加入した方がいいとは思いますが、フィリピン留学は安さがメリットですので高額な保険を払うのはもったいないと思います。
ですのでクレジットカードの旅行保険を使用した方がいいと思いました。
セブはキャッシュレス提携病院でなくても、病院から日本へ請求する仕組みが整っているそうです。
私は楽天のゴールドカードを作りました。年会費有料のカードの方が保険補償金額が高いので安心です。
セブは観光地なので治安がいい、などと言われますが、ストリートチルドレンは結構いるので過剰な安心は禁物です。
それでも普通に生活していればそれほど危険なことはありません。でも何故か韓国人の友人と一緒に行動していた時にはやたらとぼったくられました(それでも300ペソ≒約600円程度の損失でしたが)。
それからセブはマニラと違ってすぐに島にいけます。ナルスワン島やボホール島などが定番の近隣島で、探せばツアーもあります。
私はこの記事で紹介している写真にあるようにカモテス島の観光を楽しんできました。カモテス島は観光地として整備されていて、ホテルのご飯も美味しかったのでお勧めです。
生徒同士7人で行ったのでボリュームディスカウントが効いていますが、宿代とモーターバイクとフェリーとご飯とバス移動も込みで4,000ペソ(約8,000円)程度でした。
Yumikoさんは自らラングリッチの経営者に取材に来るくらいに行動力がある女性で、積極的にフィリピンの留学生活を楽しもうという姿勢がありました。
例えばフィリピン滞在中も自分が興味のある占いや神話について、フィリピン人の先生や他の生徒を巻き込んで楽しんでいたようです。
フィリピン留学を終えてYumikoさんは現在はシンガポールで就職活動中です。その後のYumikoさんについても気になる人は、TwitterでID @Ni_nja さんをフォローしてみてください。