「2017年オリコン日本顧客満足度ランキング オンライン英会話」において推奨企業として選出されました
2017-10-02
2016
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18
こんにちは。ラングリッチ教育企画部です。
ネイティブみたいな発音で英語を話せるようになりたい!と思うことはありませんか?
語彙力や読解力はついても、ネイティブのような発音に近づくのは難しいですよね.
そこで、今回は日本人が苦労する英語の発音と、それを克服するためにことを紹介します。私たちが英語を話す時に、陥りがちな発音の注意点を知り、意識的に直していきましょう。
1.イントネーション
問題:リズム感がなく、フラットに聞こえる
日本人が英語を話す時の特徴としてあげられるのが、平坦なイントネーションです。
発音が正しくても、フラットなイントネーションでは、カタコトに聞こえてしまいます。
日本語自体、口を大きく開けなくても話せ、イントネーションがないというのが大きな要因です。
また、「合っているかな?」と自信がないと、よりフラットな英語に聞こえてしまいます。
英語を話す時は、恥ずかしがらずに大きな口を開けて、オーバーと感じるくらいのイントネーションで話してみましょう。
<克服法>
—リスニング:文中の抑揚を意識してリスニングをする。
リスニングをするとき、私たちは内容ばっかりに集中しがちですが、話しているイントネーションやリズム感に注意を向けて見ましょう。
−ディクテーション:イントネーションも真似する
ディクテーションをするとき、単語の発音だけでなく、文全体の抑揚に注意をして話す練習をしましょう。
2. 単語、単語で発してしまう
問題:ブロークン、イングリッシュ
もう一つ、よくある癖が「単語、単語、で話してしまう」ということです。
こうしてしまうと、その名の通り、brokenな英語になってしまいます。
リスニングをしているとき、一つ一つの英単語の意味はわかるのに、文章になると、全然違う単語に聞こえてくることはありませんか?
それは、ネイティブが単語と単語をつなげてスムーズに話しているからです。
例1 : She is here.
日本英語:シー、イズ、ヒア。と三つに分けてしまいがちですが、
ネイティブ:シーズ、ヒアと、Sheとisをつなげます。
これを知らないと、「シーズ」ってどういう意味?というような勘違いをしてしまいます。単語間をリンクさせることを意識して話してみましょう。
例2: Let it go
日本英語: レット、イット、ゴー。
ネイティブ:レティゴー。
あの有名な歌では、「レット、イット、ゴー、レット、イット、ゴー」ではなく、「レティゴー、レティゴー」と歌われていますよね。
<克服法>
—洋楽を聞いて、リズム感を覚えて実際に歌ってみる。
普通のディクテーションに加えて、洋楽を聞きながら、一緒に歌ってみると、リズム感がつかめやすいです。
3. RとL
問題:RとLの区別がつかない
例:Flight とfright を同様に発音してしまう。
飛行機のアナウンスでよくある “Have a nice flight”の「良い空の旅を楽しんで下さい」を “Have a nice fright” といってしまうと、「良い恐怖を楽しんで下さい」となってしまいます!
<克服法> 舌の位置を意識する。
L:「ラリルレロ」を発音するとき、舌は口の上部のちょっと前にあたります。Lを発音するには舌をさらに前の方の前歯の後ろのあたりにつけるようにします。この位置で「ラリルレロ」、と発音すればもう英語のLです。
R: 日本語のラリルレロの舌のまま、舌全体を奥に引き込みます。これがRの音になります。ポイントは、無理に巻き舌にしないことです!イメージは、「ラ」を発する時の舌を奥にひっこめるのです。
4. THの正しい発音
問題:カタカナの「ス」(s)で代用してしまう
この結果、BathとBusが同じ発音になってしまいます。
<克服法> 「ズー」と言う
舌の先を上下前歯の間に軽く挟み、「ズー」と発します。
口全体で、振動が感じられ、空気が通る感じがあれば、合っています。
5 See, She, C, Sea
問題:全部「シー」になる。
<克服法> 空気が抜ける感じ
See=C=Sea: [ス] ではなく、 [s]
まず、舌を前上の歯茎あたりにくっつけたまま、息を吐く。
この空気が抜ける音が正しい[s]です。
She:そのままの「シー」です。
6. MとN
問題:MとNが正しく発せない
例: SeemとSoon
<克服法>口の奥と鼻を使う
M:口を閉じたまま「ンー」と発すると、音がこもる感じがします。これが[m]です。
N:口を軽く開いた状態で、舌全体を上の歯茎につけまま、「ンー」と音を出します。この口の奥から鼻のあたりでだすの【n】です。
7.VとB
問題:区別がつかない
例: ViolinがBiolinになってしまう。
<克服法>歯の位置
V: 前歯で軽く下唇を噛んだまま、「ブ」と発音します。
下唇で軽い振動が感じられたら、合っています。
B: そのままの「バ」行です。
上記の一般的なコツに加えて、私たちはそれぞれ、発音の癖があります。人によって、得意なものと、なかなか正しく言えないものがあります。自分でわからないことが多いため、発音機能を利用したり、プロの添削を受けることがおすすめです。
自分の癖が分かったら、ネイティブの発音を真似ることを繰り返し、目標に近づいていきましょう。
発音にまつわる名言:
“If you don’t know how to pronounce a word, say it loud!” Why compound ignorance with inaudibility? Why run and hide?” (E. B. White)
“My name can`t be that tough to pronounce!” (Keanu Reeves)