「2017年オリコン日本顧客満足度ランキング オンライン英会話」において推奨企業として選出されました
2017-10-02
2016
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08
こんにちは、ラングリッチ教育企画部です。
2月の季節イベントといえばバレンタインですが、一足先の2月10日にレントという祭日があるのを知っていますか?
レントとは、バレンタインと同様にキリスト教に由来する祭日です。バレンタインとは違い大衆化していないので、あまり知られていないレントとはどんな祭日なのでしょうか?
レント(受難節)というのは、イースターの前までの40日間の期間のことで、2016年は2月10日から3月26日となっています。(日曜は除く)
この期間にキリスト教徒は、イエスの十字架にかかった苦しみと死を思うため、人間的な快楽を断ちます。
本当は断食をし節制をして過ごすということになっていますが、近年ではやめられない習慣や嗜好品を一つだけやめる、
「◯◯断ち」というものが主流です。肉断ち、コーヒー断ち、アルコール断ち、チョコレート断ち、タバコ断ち、ショッピング断ち、テレビ断ち、など。
節制による苦しみを体感して信仰を深めるという目的とは別に、
実際はキリスト教徒でなくても、これを機会に悪習慣をやめようとする人も珍しくありません。
そして中でも一番流行しているのがSNS断ちだと言われています。
やめるのが難しい事といえば?と考えるとSNSを挙げる人が多いようです。
Facebook, Twitter, Instagram などのソーシャルメディアを手放せない。勉強、仕事、人付き合いに支障ができてしまう。
そんな若い人たちは、レントの期間にFacebookの利用を停止したりすることによって自分の生活を見直そうとします。
ソーシャルメディアは日常生活に欠かせないので、40日間断った後も完全に利用を停止するというケースは稀です。
ですが、一時期やめる事によってSNSに対する態度が変わるようです。
・利用方法を見直す
やめたときにできる時間の余裕から、しっかりと時間を決めて利用するようになる人も。(1日3回、1回10分など)
・利用する目的を再確認できる
利用を停止した期間に実感したSNSの果たす重要な役割を生かして、決まった用途や目的以上の利用はしなくなった。
(例えば、Facebookはメッセージ機能、Twitterは情報収集、など、それぞれの目的を決めて使うようになった。)
・SNSで繋がっている人たちとの関係を再認識できる
Facebookでしか繋がっていない知り合いにメールアドレスを聞く、繋がりの重要性に気づいて実際に会う機会を増やしたなど。
・SNSで得られる情報をありがたく思える
SNSをやめたことで、入ってくる情報の量が一気に減少したことで、SNSのありがたみを再認識した人も。
・やめた期間は余裕ができる
集中力が上がり、心に落ち着きができる。違った暇つぶし・気晴らしの方法がみつかる。
少しの期間、ソーシャルメディアをお休みすると、利用の形を変えるきっかけになるようです。
クリスチャンでなくても、日本ではバレンタインもクリスマスもハロウィンも祝う習慣が定着しています。
そんな商業化したクリスマスなどは、食生活が乱れたり、出費が増えりする一方ですね。
今年はレントに参加して節制する機会をもってみませんか?