【新入社員の君に贈る】スタートダッシュで差をつけよう! TOEICで730点を取るための勉強法

2014

04

18

こんにちは。ラングリッチ教育企画部です。

新年度がスタートして3週間が経ちました。この春、社会人デビューしたばかりの皆様は、初めての職場、初めての仕事に直面しながら、緊張感の中にも、大きな希望に胸膨らむ日々を過ごされていることでしょう。

たくさんのスキルが求められる社会人ですが、身につけておきたいのは仕事の技術やビジネスマナーばかりではありません。英語力もそのひとつ。近年では外資系企業に限らず、社員の海外赴任や昇格の要件に一定の英語力を求める企業が少なくありません。同期のライバルを一歩リードするには、営業力や企画力だけでなく、英語力こそ絶対不可欠なスキルなのです。

TOEICのスコアが社員の英語力を測る指標に

社員の英語力を測るため、多くの企業が採用しているのがTOEICです。英会話学習に取り組む皆様にとってはお馴染みのテストかもしれませんが、念のためここでTOEICについてのおさらいを。

TOEICとは、英語を「聞く」、「読む」能力を測定する世界共通のテストです。現在、世界約150ヵ国で実施されており、受験者数は年間約700万人、日本では2012年度に230.4万人が受験しました。評価は合否ではなく得点=スコアにより判定され、満点は990点。リスニング45分、リーディング75分の120分間で計200問の設問に答えなければなりません。

TOEICを実施する国際ビジネスコミュニケーション協会が行った「上場企業における英語活用実態調査2013」によると、上場企業の6割が、TOEICの結果を社員の評価に利用していると回答しています。さらに、海外赴任者選抜や海外出張者選抜にTOEICを利用している企業は約3割にも。

このような結果からも、TOEICスコアを伸ばすことの重要性がうかがえます。

目指すスコアは730点

では、TOEICではまずはどれくらいのスコアを目指すべきなのでしょうか。

一般的に、中学、高校レベルの基礎的な英語力を持つ人では400点以上のスコアが標準とされています。

しかし、前述の上場企業への調査によると、「グローバル化に対応するため全社員に求められる期待スコア平均は600点」と、標準以上のスコアが求められる結果となっています。さらに、68.6%の企業が「国際部門での業務遂行には700点以上のスコアを期待している」と報告しているのです。

事実、基礎的な英語力と実践的な英語力との境目といわれるのが730点。つまり、このレベルに到達していれば、英語圏での仕事や日常生活で「使える英語力」をある程度習得しているとみなされるのです。海外での業務やキャリアアップを視野に入れる方にとっては、730点が大きな目標ラインとなるでしょう。

では、730点を目指すためには、どのような勉強をすればいいのでしょうか。
ここでは分野別の対策方法をご紹介します。

リスニング対策――聞いて、音読して、英文の構造をリズムで覚える

TOEICのリスニングセクションは写真描写問題、応答問題、会話問題、説明文問題の4パートで構成されます。

【使う教材】
●「TOEICテスト新公式問題集」付属CD

公式だけに、本番と同じ出題形式を採用しているのもさることながら、問題文を読み上げるナレーターも本試験と同じ人が担当。繰り返し聞くことで、TOEICでよく使われる特徴的な言い回しやフレーズなどを着実に身につけることができます。

【勉強法】
1.まずは耳だけで聞く

CDで読み上げられた英文をまずは耳だけで聞き、
聞き取れる部分と聞き取れない部分とを明らかにします。

2.英文の流れや不明点を文字で確認
テキストの解説を見て、読み上げられた英文を文字で確認します。
英文の構造を理解し、聞き取れなかった部分やわからなかった部分を改めて書き出します。

3.音読し、英文の構造をリズムで覚える
英文を声に出して読み上げます。
ポイントはスラスラと暗唱できるまで繰り返し音読すること。
英文の構造をリズムで覚えることにより、聞き取る能力を向上させます。

リーディング対策――低い難易度から基礎を確実に固める

リーディングセクションは
短文穴埋め問題、長文穴埋め問題、読解問題の3パートから成ります。

〈文法力〉

TOEICで出題される英文法は、中学までの学習内容でなんと9割をカバーできます。つまり、中学レベルの文法をマスターすることが基本中の基本なのです。
ところが、大卒社会人の中には、「中学レベルの英語なんて理解していて当然」という先入観やプライドにより、基礎が疎かになっている方が意外と多く見受けられます。

基礎が固まらないままハイレベルな問題集に手を出しても、結局行き詰ってしまい、勉強そのものが嫌になってしまいます。TOEICスコア600点に満たない人や、英語学習にブランクのある人は、ぜひ中学レベルの基礎に戻って勉強を始めてみてください。

【使う教材】
●高校入試用の文法問題集

まずは、ごく標準的な高校入試用の文法問題集を選びましょう。中学で学ぶ基礎的な文法について、総合的に確認することができます。

●大学入試用の文法問題集
いきなり難関大学レベルのテキストに手を出すのではなく、ここも難易度の低い基礎的な問題集から取り組みます。わからないことがすぐに確認できるよう、解説が丁寧なものを選びましょう。徐々にレベルを上げ、2~3冊こなすのが理想的です。

●「TOEICテスト新公式問題集」
本番のテストと全く同じ出題形式に取り組むことができ、実践的。近年の難易度や傾向に即したVol.3以降がおすすめです。ほかにもTOEIC対策本は数多くあるのですが、まずはこの1冊を抑えましょう。

【勉強法】
1.中学レベルの文法で基礎を固める

中学レベルの文法を習得することを、「英文法の9割を習得する大切なプロセス」と位置づけることが重要。現在の自分の英語力を確認する意味からも、高校入試用の文法問題集を1冊選び、丁寧に取り組みます。少しでもあいまいな部分があれば、その都度、解説を読んで理解すること。

センテンスをまるまる暗唱できるくらいまで繰り返し音読し、英文の構造をリズムで体にしみ込ませることも有効です。

2.大学入試用テキストで応用力を高める
大学入試用のテキストで、残り1割の高校レベルの文法を習得し、さらに応用力を強化します。難易度のあまり高くない文法問題集からスタートし、センテンスの音読も織り交ぜながらさまざまな構文や表現にふれるよう意識しましょう。

3.対策テキストで実践力を強化
文法がしっかりと身についたら、初めてTOEIC専用のテキストに挑戦します。ポイントはやはり練習問題を繰り返し解くこと。出題のパターンをつかみ、頻出の構文や表現に何度となくふれることで高スコアにつながる英語力を養いましょう。

わからない問題は考えるよりも、すぐに解説をあたるほうが効率的。解説を読み、理解を深めることに時間を割きましょう。

〈語彙力〉

文法力と同時に身につけなければならないのが語彙力です。TOEICスコア600点では5000語以上、730点では8000語以上もの語彙の習得が必要といわれますが、当然、一気に覚えることは不可能です。例文を読んだり、問題集に取り組んだりしていく中で、じっくりと覚えていきましょう。

【使う教材】
●単語集

現在の語彙力+1000語のレベルを目安に、
覚えている単語とそうでない単語が半々くらいに載っているものから始めます。
例文が豊富に紹介されているものが最適です。

●オリジナルの単語帳
文法の問題集などを解く中で出てきた、わからない単語をリストアップし、オリジナルの単語帳を作ります。例文を添えるのはもちろん、同義語や類義語なども併せてリストアップすることで語彙を増やします。

【勉強法】
1.単語の意味や用法を、例文を通じて理解する

単語そのものの意味を、何の脈絡もなく覚えようとするのは困難です。
まずは例文などを参考に、その単語が英文の中でどのような意味で使われているかを理解します。そして例文を繰り返し読むことで、単語の意味や用法を覚えていきます。

2.単語だけを見て意味を言えるようにする
例文を読んで訳せるようになったら、単語のみが書かれたページを見て、意味が言えるようにします。わからなければ、再び例文に戻って意味や用法の確認をしましょう。

6月受験を目指して。1日の学習スケジュール例

TOEICの試験は2月、8月を除く年10回、全国80都市で実施されています。差し当たっての英語力を測るためにも、6月の受験を目指してみてはいかがでしょうか。
※本日より、申込受付も開始しております。
以下に例として、試験直前の平日1日の学習スケジュールを紹介しますので、是非参考にしてください。
【1日の学習スケジュール例】
6時 起床、朝食
   身支度を整えながらリスニング問題のCDを聞く(30分)
8時 通勤
電車の中で単語帳のチェック(30分)
9時 勤務開始
昼休みのうちの10分間など、スキマ時間で問題集を解く
19時 退社
電車の中で単語帳のチェック(30分)
20時 帰宅、夕食、入浴
   ニュースのチェックや趣味の時間も大切に
22時 問題集を解く(2時間)
0時 就寝

また、TOEIC受験のペースは、年2回、半年ごとがおすすめです。受験→結果から弱点を洗い出す→次回の目標設定→学習→受験といったサイクルとすることで、苦手分野の克服と新しい知識の習得に余裕を持って取り組めます。

最後に

英語の勉強は「仕事のため」と思うと、プレッシャーから苦痛に感じてしまうこともあるかもしれません。しかし、「自分の人生を豊かにするための英語力」というように見方を変えれば、少しだけ楽しいことに思えてくるのではないでしょうか。

結果を急ぐあまり、いきなり知識を詰め込みすぎるのも禁物です。
週末だけ一気に勉強したり、試験直前にだけ集中して勉強したりでは、本当の意味での英語力は身につきません。たとえ10分でも、毎日継続して学ぶことに意味があるのです。

ポイントは、充実した社会人生活を送りながら、英語の勉強を楽しい習慣のひとつにしてしまうこと。そんな前向きな気持ちで取り組めれば、目標のスコアにも無理なく近づいていくに違いありません。

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