映画から学ぼう!『 her/世界でひとつの彼女』で英語学習

2014

09

11

こんにちは!ラングリッチ教育企画部です。

夏の暑さも随分と和らいできて、そろそろ勉強の秋がやってきますね。
リスニング力を鍛えるために、もしくは鍛えた成果を見るために、
今回はまだ劇場でも見られるおすすめの映画を紹介します!

her/世界でひとつの彼女 “her”(2013)

日本では 2014 年 6 月 28 日に公開されたこの映画、すでにご覧になりましたでしょうか?

ストーリー

舞台は近未来のサンフランシスコ。
主人公であるセオドアは手紙の代筆を仕事としながら、別れた妻のことを忘れられず、
孤独で退屈な日々を過ごしていました。
そんな時に出会ったのが AI(人工知能)であるサマンサ。
毎日を彼女と過ごすことで、セオドアはどんどんとサマンサを好きになっていきます。
人間と機械のラブストーリーはどのような結末を迎えるのか…?

見どころ

人工知能というと想像しづらいかもしれませんが、iPhone に導入されている Siri、docomo の「しゃべってコンシェル」などがもっと進化したものと考えてもらえればいいと思います。
実体を持たない、AI との恋愛模様がどのように描かれているのか、必見です。

そんな映画 “her/世界でひとつの彼女” で使われていた表現をご紹介いたします。

get used to 〜

“You’ll get used to it.”
「そのうち慣れるわ。」

“get used to 〜” は「〜に慣れる、〜になじむ」という意味です。
その動作や状況が徐々に新しくなくなっていく、徐々に馴染んでいく時に使います。
また、”used” は “uset [júːst]” と発音します。

  • I’m getting used to my new life.
    新しい生活に慣れてきています。
  • I got used to speaking in English.
    英語で話すことには慣れました。

 
また、似たような表現/表記として、”be used to 〜” と “used to 〜” という表現があります。

“be used to 〜” は「〜に慣れている」という意味で、その状況が全く新しくない(未知のことではない)という時に使う一方、 “used to 〜” は「(今はそうではないけれど、)かつては〜だった」というように、過去の習慣を表す時に使います。

be used to 〜 を使った表現
  • He is used to stay up late.
    彼は夜遅くまで起きていることに慣れています。
  • Her posture looks uncomfortable but she is used to it, so it’s fine.
    彼女の姿勢は心地悪そうに見えるけど、慣れてるから大丈夫なんだね。
used to を使った表現
  • I used to love him.
    昔は彼のことが好きだった。
  • He used to play baseball when he was in high school.
    彼は高校の時、野球をしていた。

deserve

“You really deserve that.”
「そうあるべきよ」

“deserve” は「〜にふさわしい、〜を受けるに値する」といった意味です。
直訳すると「あなたは本当にそれを受けるにふさわしいわ。」
といった意味になりますが、ちょっと不自然ですよね。

日本語に無理に訳そうとすると違和感がある表現はよくあるので、
だいたいのニュアンスだけ覚えて、状況によって解釈するようにしましょう!

  • He cheated on a test and was scolded by his teacher. He deserves it.
    彼はテストでカンニングをして先生に叱られた。自業自得だよ。
  • You deserve a better man.
    君にはもっとふさわしい男がいるよ。

as much as

“As much as I want to, I can’t live in your book any more.”
「どれだけ望んでも、もうあなたの本の中に住むことはできない。」

“as much as 〜” はここでは「〜ではあるが」という意味です。

“as much as 〜” には、もう一つの大事な意味として「~するだけの量のもの、~と同じ程度に、~と同じ量のもの」というものもあります。
ただし、量を表す時は数えられないものにだけ使うで注意して下さい。
数えられるものには “as many as” を使いましょう。

as much as 〜 を使った表現
  • I used to eat as much as I could when I was young.
    若い時は、食べられるだけ食べていた。
  • I love him as much as you do.
    私はあなたと同じくらい彼を愛している。
as many as 〜 を使った表現
  • I want to see as many movies as I can.
    できるだけ多くの映画を見たい。
  • You can take as many as you like.
    好きなだけ取って行っていいよ。

make sense

“That doesn’t make any sense.”
「全然意味がわからないよ。」

“make sense” は「意味をなす、筋が通っている」などの意味です。
“That doesn’t make sense.” と同じ意味ですが、”any” が入ることによってより強調された言い方になっています。他にも…

  • That makes no sense!
    全くもって話にならない!
  • Her opinion makes perfect sense to me.
    彼女の言っていることは完璧に理にかなっている。

など、”make” と “sense” の間にいろいろな強調する単語を入れることができます。

映画やドラマにもよく出てきますしが、否定形として使う時は、割と強い言い方になってしまいますので、その点には注意して下さい。

最後に

“her” のような日常生活の場面が多い恋愛映画には、日頃から使える表現が多く出てきます。
映画やドラマをみているうちに、「これ聞いたことある…」という表現があったら
どのような時に使えるのか、どのような意味なのか、
ラングリッチの講師にレッスンで聞いてみましょう!


ブログ記事で得た知識を早速使ってみませんか?
↓↓↓ 興味がある方はまずは体験レッスン♪ ↓↓↓
オンライン英会話 ラングリッチに無料会員登録する

Topへ戻る