ドラマから学ぼう!『The Office』で英語学習

2014

10

02

こんにちは!ラングリッチ教育企画部です。

外もだんだんと寒くなってきた今日この頃、
家で毎日 30 分、英語のドラマを見ながらの英語学習はいかがでしょうか?

今回はアメリカのテレビドラマシリーズである「The Office」を紹介します!

The Office (2005-2013)

概要

このドラマの本家は、2001 年〜 2003 年にイギリスで放送された同名コメディードラマ
「The Office」です。
イギリスで大ヒットしたことから、アメリカでもリメイク制作が決まりました。
1 話 30 分の全 9 シーズン、8 年に及ぶ大人気シリーズであり、今でも世界中の多くの人から愛されています。

舞台はアメリカのペンシルベニア州にあるダンダー・ミフリンという架空の製紙会社です。
この会社のドキュメンタリーを撮影する、という形式で撮影されている、
モニュメンタリー」という形式のコメディードラマです。
作品中では、ドキュメンタリーを撮影しているという設定ですから、出演者が
インタービュー形式で話している場面やカメラを意識したシーンなども多くあり、
とても新鮮な印象を受けます。

見どころ

このドラマでは会社が舞台となっているため、ビジネスでよく使われる英語表現や単語が
たくさん出てきます。
それだけではなく、様々なジョークやアメリカの文化行事のシーンなども盛りだくさんです。
会社が舞台だからといって堅苦しい感じではなく、愉快なコメディーですので、
アメリカンジョークのツボを抑えながら楽しんで下さい!

そんな “The Office” の第 1 シリーズから、第 1 話〜第 3 話の中で使われている表現をいくつかご紹介致します!

keep a lid on

Do you think we could keep a lid on this for now?
今は伏せておけるかしら?

“lid” は「蓋」という意味で、“keep a lid on” で「〜を伏せておく、公表しない」という意味です。
“keep it secret”「秘密にする」とほとんど同じ意味です。

他にも、「~が起こらないように防ぐ」という意味もあります。

  • She was no longer able to keep the lid on her anger.
    彼女はそれ以上怒りを抑えていられなかった。

let me go

I don’t think it would be the worst thing if they let me go.
もし彼らが私を解雇したとしても、それは最悪なことじゃないわ。

ディズニー映画「アナと雪の女王」の主題歌としてヒットした
「Let it go」にも使われているこの “let” 、意味は「(許可して)〜させる」です。

これは「使役表現」と呼ばれる表現方法ですが、他にも“make”「(強制的に)〜させる」や、“have”〜してもらう」などの表現方法があります。

“let” を使った使役表現
  • Well, let her choose what she wants.
    まあ、何が欲しいか彼女に選ばせてあげよう。
  • Please let me know if you have any questions.
    何か質問があれば知らせてください。
“make” を使った使役表現
  • My teacher made me answer the question.
    先生は私にその質問に答えさせた
  • Make him decide.
    彼に決めさせなさい
“have” を使った使役表現
  • I had my hair cut yesterday.
    昨日、髪の毛を切ってもらった
  • They had their car repaired.
    彼らは(誰かに)車を直してもらった

do you mind if ~ ?

Do you mind if I go for a drink with these guys?
彼らと飲みに行ってもいいですか?

“Do / Would you mind if 〜?” という表現は “Can I 〜?” や “Could I 〜?”と同じ意味である
〜してもいいですか?」の丁寧な言い方です。

  • Do you mind if I use your phone?
    電話をかしてくれませんか?

  • Would you mind if I open the window?
    窓を開けてもいいですか?

“mind” 自体は「〜を嫌だと思う、気にする」という意味を表します。
つまり、直訳すると、「もし(私が)〜したら気にしますか?」というのが転じて、
「〜してもいいですか」という意味で使われます。

hang in there

Hang in there!
がんばって!

“hang” は「垂れ下がる、〜をつるす」などの意味があり、
“hang in there”=「そこに垂れ下がる」ということで、
持ちこたえる、あきらめないで頑張り通す、ねばる」などの意味があります。
基本的には命令形で使われることが多くなっています。

その他にも “hang” を使った熟語が多くありますので、いくつかの意味をご紹介致します。

hang on : 〜にしがみつく;電話を切らないで待つ、など
  • Hang on a moment, please.
    [電話で] そのまま(切らずに)お待ちください。
  • Hang on to your hat, it’s windy out there.
    しっかり帽子につかまって(帽子を押さえて)!外は風が強いよ。
hang out : (友達と)遊ぶ、一緒に過ごす;ぶらぶらして時を過ごす、など
  • If you don’t have anything to do, let’s hang out!
    もし何もすることがないなら一緒に遊ぼう!
  • I like to hang out at the mall when I’m bored.
    暇な時、モールでぶらぶらするのが好きです。
hang up : 電話を切る;〜を掛ける、など
  • Don’t hang up!
    (電話を)切らないで!
  • Could you please hung up my coat?
    コートを(ハンガーに)掛けてくださいますか?

up to

What do you up to?
何してるの?

ここでの “up to” は「〜に従事して、〜を手がけて」という意味になります。
「何に従事しているの?」=「何してるの?」

その他にも “up to” はこんな意味があります。

  • It’s up to you.
    次第だよ。
  • You can choose up to two.
    最大 2 個まで選べますよ。
  • He is simply not up to the job.
    彼はただ単にこの仕事に適してないよ。

“What do you up to?”「何してるの?」や “Where are you up to?”「どこ行くの?」 は、
口語でよく使われるので、ぜひ友人との会話で使ってみてください!

最後に

“The Office” の紹介はいかがでしたでしょうか?
オフィスで使われる単語や表現を学びながら、そこで繰り広げられるコメディーを
十分に楽しんで下さいね!
また、フィリピンのオフィスではどんな表現がよく使われるのか、
レッスンでラングリッチの講師にぜひ聞いてみましょう。


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